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【月9ドラマ】ラジエーションハウス第3話を見た放射線技師の感想と解説!

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ラジエーションハウスを毎週楽しみにしているカズッチです!

毎回ツッコミたい所もありますが、とても楽しく見ています。

視聴率も二桁をキープしているので、医療従事者以外の人にも診療放射線技師の仕事を知ってもらえてうれしいです。

今回はマンモグラフィーの話でしたね!

実は私はマンモはやったことがないので、残念ながら解説するほどの知識がありません。

今回は検査や病気についての解説はあまりできませんが、感想とドラマ内で説明が不十分だと感じた部分の補足をしたいと思います。

ラジエーションハウス第3話の視聴率と感想

今回は乳がんの話でしたね。

女性にとってはがんの発症ということだけでなく、乳房切除の可能性もあるとてもデリケートな問題です。

第3話の視聴率は関東地区で11.5%だったようです。

前回に比べ視聴率は少し下がってしまいましたが、個人的には回を重ねるごとに面白くなっていると思います。

特に今回は私たち診療放射線技師が行っている検査がどのようなものなのかを知ってもらえる内容でした。

 

ドラマ内でも言っていましたが、検査には長所・短所があり、1つの検査で全ての病変を確実に見つけ出す事はできません。

そして、1人の命を救う事は大切な事ですが、大きな病院では重篤な患者の検査予定で毎日いっぱいです。

特にMRIは検査に時間がかかり、病気の可能性の低い患者を割り込みで検査をすれば、他に検査を必要としている人が検査を受けれなくなります。

五十嵐や甘春先生の言っていた事も正しいですが、同じくらい鏑木先生の言っていたことも正しいです。

今回の話は、あまり知られていない病院の検査の実情や日本医療の問題点などを考えさせられる良い内容だったと思います。

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放射線科医の重要性

放射線科医は画像診断のスペシャリストで、すべての分野の画像を見ることが出来ます。

大きな病院ではほとんどの画像検査を放射線科医が診断し、作成したレポートを診察する医者が患者に説明します。

放射線科医は医者を支える医者で、診断において重要な存在です。

しかし、ほぼ一日中画像とにらめっこで画像診断をして、レポートを作成しているので診察をすることは、ほとんどありません。

そのため、診療放射線技師以上に患者との接点の少ない医療従事者かもしれませんね。

マンモグラフィ検査

私はマンモグラフィに関しては学生の頃の記憶しかないので、正直詳しくは覚えていません。

覚えている範囲で簡単に説明しますね。

マンモグラフィ検査は一般撮影(レントゲン撮影)やCT検査と同じX線を使用して撮影します。

乳房の厚みがあると、乳腺が重なって病変が見にくくなるため、乳房を板で挟み薄く伸ばして撮影をします。

挟む圧力はかなり強く、ものすごい痛みがあるようです。

 

ドラマ内で豊胸手術でシリコンを入れている患者がいましたが、シリコンが入っていてもマンモグラフィーを受ける事はできるようです。

しかし、問診にはしっかり書いておきましょう。

 

ちなみに、乳がんは男性も発病することがあります。

私が実習に行っていた病院で、たまたま男性のマンモクラフィの検査があり、見学をさせてもらいましたが、やせ型の男性だったので、撮影していた技師がかなり苦戦してました。

デンスブレスト(高濃度乳腺)とは?

 私は学生の時に実習で行った病院で、若い日本人女性には乳腺密度の濃い高濃度乳腺の人が多い事を教えてもらい、画像も見せてもらいました。(デンスブレストの名称は初めて聞きました)

知識の少ない学生の私が見ても、デンスブレストの画像は脂肪性乳房の画像に比べて病変が見つけにくそうな画像だった事を覚えています。

欧米人に比べてアジア人はデンスブレストの割合が多く、若い日本人女性は半数以上がデンスブレストとも言われているようです。

診療放射線技師の仕事で大切なことは?

診療放射線技師の仕事で最も重要なことは正しい診断ができるように適切な画像を撮影することです。

そのために知識をつけ、技術を磨き続けなければなりません。

しかし、適切な画像を撮影する事と同じくらい重要な仕事があります。

 

それは、患者に安心して検査を受けてもらう事です!

患者は病気に対する不安や検査に対する不安(被ばくなど)があり緊張している方も多いです。

そのような患者に、安心して検査を受けてもらうために検査に関する説明などはもちろんの事ですが、病気や症状に関する話を聞いてあげる事もとても大切です。

患者の話を聞く事で検査に対する不安感や抵抗感が薄れることが多くあります。

ドラマ内で裕乃はたまきに怒られてましたが、私は患者の話を聞くことも技師の大事な仕事だと思います。 

 

ただ、話好きの方は関係のない話などが長くなりがちなので、適当に切り上げながら検査をしないといけないんですよね。(特に高齢者は話好きが多い印象があります)

私は検査に直接関係のない話でも、できるだけ話を聞くようにしています。

 

もちろん、話が長くなることで検査が長くなり、次の検査に影響が出るような事があってはいけませんが、できるだけ患者の話を聞き、安心して検査を受けれるようにすることも私たちの大事な仕事だと思っています。 

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小野寺技師長の言っていた「 顔つきが悪い」とは?

裕乃がたまきのマンモグラフィーの画像を小野寺技師長に見てもらったときに「顔つきが悪いな、すぐに超音波検査した方が良さそうだ…」と言ってました。

「顔つきが悪い?」って思った人も多いのではないでしょうか?

顔つきとは腫瘍の見た目の事を言います。

悪性の腫瘍は周辺がトゲトゲしていたりギザギザしていたり、周りに広がる様子があったりして、「悪いことしますよ」って表情をしています。

悪い事しそうな病変のことを「顔つきが悪い」と表現をします。

もちろん今回のたまきのように顔つきが悪く見えても良性の場合もありますが、顔つきの悪い腫瘍を見つけたら基本的に精密検査を行います。

エコー検査のエラストモードとは何?

裕乃がたまきのエコー検査をしているときに小野寺技師長が「エラストモードに切り替えろ!」と言っていました。

エラストモードとは腫瘍の硬さを画像化するモードの事です。

悪性の腫瘍には特有の硬さがあり、その硬さを画像で評価することで診断の重要な情報になるのです。

基本的には悪性の腫瘍は硬く、良性は柔らかい病変になります。

※石灰化など硬いが良性の病変もあります

健康診断の限界と異常なしの結果の意味

ドラマでも言われていましたが、どれだけ高性能の機器を使用した検査でも長所と短所があります。

1つの検査で全ての病気が分かるような検査はありません。

複数の検査の結果で病気を確定させるのです。

 

そして、マンモグラフィに限らず、健康診断で撮影する胸部レントゲンも骨や心臓に隠れた病変を見つける事ができない事があります。

健康診断の結果で異常なしというのは、今回の検査では異常が見つけられなかったという意味で、病気が無いという意味ではないということを理解しておかなければいけないのです。

パンダの糞のお茶 

 院長と五十嵐が飲んでいたパンダの糞の入ったお茶が気になったので調べてみました。

なんと実際にあるお茶なんですね!しかも超高級茶!

私は飲みたくありませんが、栄養価も高く美味しいみたいですね。

ちょっと気になったドラマ内のツッコミたい所

【仕事中に持ち場を離れる五十嵐】

裕乃がマンモグラフィーのポジショニングをしている間に五十嵐は葉山今日子のデンスブレストの画像と既往歴をみて、超音波検査を受けるよう言いに行きます。

当然ですが、検査中に同僚に無断で持ち場を離れて院外に出てはいけません!

せめて、一言声をかけてから出て行きましょう。

マンモグラフィー検査では患者が急変する可能性は低いですが、もし患者が急変した場合にとても危険です。

【たまきのマンモグラフィー撮影】

医師の具体的な指示がないと診療放射線技師は人体に放射線を照射してはいけません!

医師の指示なく撮影をすれば完全な法律違反です!

まぁ、ぶっちゃけ撮影の練習で技師同士で照射することはあるので、法律違反ですが逆にリアルです。

【たまきのフィルムバッジ】

放射線業務に携わる場合は個人被ばく線量を測定するバッジを男性は胸、女性は腹部に付けています。

たまきは撮影室の着替える場所にバッジをつけたまま入っていたようです。

という事はバッジが撮影室に残ったままになり、バッジが放射線を感知してしまします。

練習で照射する場合はバッジは放射線の届かない操作室に置きましょう。

まとめ

 オープニングでも言っていましたが、日本の医療の花形は外科医ですよね。

診療放射線技師がメインの話になると、検査で病変を見つけるところがメインになるので、手術の張りつめた感じなどはありません。

しかし、検査を通して現在の医療の問題点などもわかり、とても面白いドラマだと思います。

ただ、診療放射線技師として見ていると、所々に説明不足なんじゃないかな?と思うことが多々あるのですが、ドラマを見ている人はどう思ってるんですかね?

今回はマンモの話だったので、詳しく解説はできませんでしたが、病変の顔つきとエラストモードについて少し補足をさせてもらいました。

来週もラジエーションハウスの感想と補足をしてみようと思います。

 

ラジエーションハウス第4話の感想と解説はこちら↓

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